薬と正しく付き合っていくために知っておきたいことの一つとして、同じ効果のある薬でもその薬を飲む人によって大きく効果が変わってしまうという情報があります。
例えば市販薬には年齢によって用量が決まっていますが、子供でも身体が大きいから大人と同じ用量でいいやという考えは危険です。
それはお子様の内臓がまだ未発達の可能性があるので、見た目の成長が早くても年齢にあった用量を守る必要があります。
逆にお年寄りの方の場合は、大人でも歳とともに内臓の働きが弱まっている可能性が高く、大人の用量で飲んでしまうと通常よりも効果が強く出たり、長く残ってしまうこともあります。
さらに煙草を吸う方やお酒を飲む方にも影響があり、煙草によって薬の効果が阻害されてしまったり、お酒で血流が良くなると薬の効果が強く出てしまうこともあり得るのです。
このように人によってちょっと違う生活習慣や体質によって、大きくその効果が変わってしまうということを覚えておきましょう。