薬を飲んで車の運転は危険!

薬を飲んだ後に車の運転をしてはならないことは、薬の注意書きにもあるので多くの方が知っていると思います。
今回は、もし薬を飲んで運転するとどのような危険があるのかをご紹介いたします。

道交法違反になる

道交法の「過労運転等の禁止」という項目には、

過労、病気、薬物の影響その他の理由により、正常な運転ができないおそれがある状態で車両等を運転してはならない。

という記述があります。
薬には眠くなる成分が含まれているものが多いので、「正常な運転ができないおそれがある状態」にあるということになるのです。

危険性は飲酒運転と同程度

最新の研究で、風邪をひいた状態で運転する事はビールを約2リットル飲んで運転しているのと同程度の危険性があるということが分かったそうです。
さらに飲酒時の反応時間と風邪をひいている時の反応時間を比べてみると、飲酒時は0.015秒の遅れなのに対し、風邪の時はそれよりも遅い0.036秒になってしまいます。
これは正常時よりも3分の1程度遅い反応になるので、非常に危険です。

体調が悪い時は安静に

眠くなる成分の入った薬を飲んでも、時間が経てば大丈夫と思うかもしれませんが、薬による眠気の起き方は人それぞれです。
薬の効果が切れてると思っても眠気だけ起こる可能性もあります。時間が経ったからといって運転するのは止めるようにしましょう。
また、運転中はくしゃみ一つでも大きな事故に繋がる危険性があります。これはくしゃみ1回で3秒間前方不注意の時間が起こる為です。
体調が悪い時は無理に運転せず安静にすることが大切です。

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